住宅ローン完済後にやる不動産登記について専門家が解説します。

住宅ローン完済後にやる不動産登記について専門家が解説します。

湘南の不動産手続専門家、永田翔です。

住宅ローン完済された方、お疲れさまでした。おめでとうございます!
そうでない方でこのページを開いてくださった方も、ありがとうございます!

・住宅ローン完済後にやること
ほとんどの場合、抵当権抹消登記が必要です。銀行から書類を受け取ったらチャチャっと済ませてしまいましょう。
有効期限がある書類が含まれていることもありますし、そうでなくても書類をなくしたりすると面倒です。
記事の下のほうに自分でやる方法についても書いていますので、「自分でやる」と決めている方はそこから読んでください。

・どうやってやるのか?
抵当権抹消登記手続きをするために、銀行などの金融機関から司法書士を紹介されたりすることが多いと思います。
しかし司法書士も仕事でやっているので、もちろん報酬が必要です。

・自分でもできるのか?
もちろん司法書士に頼まないで自分で申請することもできます。その場合は実費だけがかかります。

・どちらの方が良いのか。
司法書士に頼むと前述のとおり報酬がかかります。
だいたい相場は15000円程度。当事務所では一律19800円(実費別)でご依頼をお受けしております。
自分でやると少し手間がかかります。
そんなに難しい手続きではありませんが、法務局は平日の午前8時半から午後5時15分までしか開いていません。
郵送でも手続きはできるのですが、場合によっては法務局に行きますので、平日は時間が取れないという方ですと少し大変かもしれません。
パソコンで文書を作ることに慣れている方でしたら、この記事を読んだあと2時間もあればできると思います。
ご自身の1時間にだいたい7500円以上の価値があると思われたら、司法書士に頼んだほうが良いかもしれません。

・自分でやる方法
1.必要書類を用意する
2.申請書を作る
大きくわけるとこれだけです。

1.必要書類
A.登記原因証明情報または解除証書
B.登記識別情報通知または登記済証
C.金融機関の商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書など)※ない場合もあります。
D.委任状
E.収入印紙
このうちEのほかは金融機関から受け取った書類一式の中に入っているはずです。
収入印紙は郵便局・法務局で買えます。コンビニエンスストアでも売っていますが在庫が少ない場合もあります。

2.申請書を作る
法務局のウェブサイトにPDF形式のものがあります。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001207235.pdf
Word形式が良いという方もいらっしゃると思いましたので、こちらでひな形を用意しました。
抵当権抹消
記載方法については法務局のPDFが参考になると思います。希望があれば解説記事を投稿しますので、コメントなどからご連絡ください。
法務局の管轄は、不動産のある場所によって決まります。下記URLを参考になさってください。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kankatsu_index.html
※法務局のサイトが非常に使いづらいので「〇〇市 管轄 法務局」などと検索したほうが早いかもしれません。

3.書類を法務局に提出
自信がある方は郵送でも問題ありません。
そうでない方は法務局の窓口で一度相談をしてから提出すると、「法務局まで書類を直しにきてください」という連絡を受けることがなくなると思います。
相談は予約制の場合もあるので、管轄の法務局に一度連絡してください。
手続きが完了しても法務局からは特に連絡はありません。完了予定日になっても連絡なければ問題なく完了したと考えていただいて大丈夫です!

いかがだったでしょうか。
記事を読んでみて、「自分でやってみよう」と思った方はぜひ挑戦してみてください。
「少し難しそうだ」「自分でもできそうだけど忙しいしな」と思った方は、ご依頼お待ちしております。

住宅ローン完済後にやる不動産登記についての解説を最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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